丸石製薬は、企業活動の重要な原則として「丸石製薬企業行動憲章」を制定しています。この行動憲章の理念を実践し、社会から信頼される企業であり続けるために、「法令・企業倫理遵守規程」その他のコンプライアンスに関する各種ルールを定め企業活動に取り組んでいます。
生命関連企業として、高い倫理観をもち、透明性と公正性の確保に尽力すべく、事業内容などの情報を開示して企業活動に対する説明責任を果たすことにより、ステークホルダーの皆さまとの信頼関係の構築に努めてまいります。
さらに、地域社会との繋がりを大切にし、社会貢献活動にも積極的に参加いたします。そして、「感染対策コンシェルジュ」などの活動を通じて、医療機関はもとより地域社会の皆さまとともに成長することで、持続可能な社会の実現に寄与できるよう努めてまいります。

丸石製薬では、コンプライアンス推進のため、従業員の役割や組織体制などを定めた「コンプライアンス推進規程」に基づき、コンプライアンスの責任者として企業倫理担当役員を任命しています。さらに、同規程に基づいて、コンプライアンスに関する重要事項を審議・決議するため、「丸石製薬企業倫理委員会」を設置しています。具体的な施策の企画・検討は、企業倫理委員会の下部組織である実務委員会、各種委員会、およびコンプライアンスを担当する法務部を中心に進めています。各部門においては、部門長を中心にコンプライアンス体制の整備・強化に努めています。
また、役員および従業員のコンプライアンスに対する意識の醸成と浸透を図るため、定期的にコンプライアンス教育を実施し、その周知に努めています。加えて、社内イントラネット上で、コンプライアンス関連の通知、メッセージやメールマガジンを配信し、全社的な意識向上に取り組んでいます。

丸石製薬は、「丸石製薬企業行動憲章」に基づき、高い倫理観を持って企業活動を行うため、「腐敗行為・贈収賄防止方針」を定めています。本方針は、当社の役員および全従業員に適用され、国内外の法令、業界基準、社内規則を遵守し、不正な利益供与や受領を禁止しています。また、教育・研修や内部通報制度を通じて、腐敗行為の未然防止と早期発見に努め、違反行為には厳正な処分を行います。あわせて、取引先の皆さまにも本方針への理解と協力を求め、透明性の高い企業活動をめざします。

丸石製薬では、「コンプライアンス推進規程」に基づき、事業活動に関する法令・企業倫理および社内規程の遵守違反行為や不正行為を早期に発見または未然に防止することを目的として、内部通報制度を整えています。「内部通報規程」により、通報の窓口を社内外に設け、調査者を明確に定め、通報者などの探索を厳に禁止することで秘密性を担保し、通報者や調査協力者が不利益な扱いから保護されるルールを定めて運用しています。また、研修や社内イントラネットでの通知などで同制度の利用を促進するための継続的な周知を行っています。