感染対策NEWS 2019 No.1
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編集後記
今月の表紙は“Standard Precaution”。
連日インフルエンザのニュースが報じられていますが、ご施設のある地域の状況はいかがでしょうか?1月25日には、新しい抗インフルエンザ薬に対する耐性を示すものが出現しているとか、厄介な話題も報じられていました。感染対策に忙しい時期ですので、ややもするとおろそかになりがちな「標準予防策」ですが、こういう時期だからこそ、ご施設での注意喚起を今一度お願いいたします。
さて、今号の主な記事をご紹介いたします。
「地域包括ケアと感染対策 医療と地域をつなぐ感染対策⑥」では、北海道の八雲総合病院リハビリテーション室長で認定作業療法士の小岩様より、リハビリテーションの観点から見た感染対策、高齢者の「自助」の点からご施設及び地域で取り組んでおられる活動についてご紹介いただきました。
「AMR対策アクションプラン 各施設の取り組み⑥」では、独立行政法人国立病院機構都城医療センターの平峯先生より、感染症専門医のいないご施設でのAMR対策、特にAST活動について、ご紹介いただきました。
今後とも、できるだけ多くの視点からの取り組みをご紹介していく予定ですので、ご期待ください。