消毒NAVI「喉頭鏡」
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喉頭鏡
![](/assets/img/medical/knowledge/disinfect-navi/laryngoscope/pict_1.jpg)
現場でお困りの消毒方法について、尾家 重治先生(山陽小野田市立 山口東京理科大学 薬学部 教授)に解説していただきました。
なお、器具・物品や消毒剤等の取り扱いにつきましては、各製品の取扱説明書等をご確認ください。
喉頭鏡の消毒方法
喉頭鏡のブレードの第一選択消毒法は熱水です。ウォッシャーディスインフェクタや家庭用食器洗浄機を用いた熱水消毒を行います(図1)。なお、管球の付いた機種には、ウォッシャーディスインフェクタの使用は不可です。
![(1) 喉頭鏡を分解して、専用カゴに入れる(2) ウォッシャーディスインフェクタによる洗浄および熱水消毒を行う](/assets/img/medical/knowledge/disinfect-navi/laryngoscope/pict_2.jpg)
アルコール清拭による喉頭鏡のブレードの消毒
一方、ウォッシャーディスインフェクタや家庭用食器洗浄機などの設備がなければ、洗浄してその後にガーゼなどで水分を除去してから消毒用エタノールでの二度拭きを行います(図2)。
![(1) 分解した喉頭鏡を洗浄する(2) 乾燥させる(3) アルコールによる二度拭きを行う](/assets/img/medical/knowledge/disinfect-navi/laryngoscope/pict_3.jpg)
その他
なお、使い捨て(単回使用)の喉頭鏡も発売されています(図3)。
![](/assets/img/medical/knowledge/disinfect-navi/laryngoscope/pict_4.jpg)