消毒NAVI「コンピュータキーボード」
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コンピュータキーボード

現場でお困りの消毒方法について、尾家 重治先生(山陽小野田市立 山口東京理科大学 薬学部 教授)に解説していただきました。
なお、器具・物品や消毒剤等の取り扱いにつきましては、各製品の取扱説明書等をご確認ください。
コンピュータキーボードの消毒方法
コンピュータキーボードの消毒に次亜塩素酸ナトリウムや消毒用エタノールなどを用いると、ヒビ割れや退色などの材質劣化を招くことがある。
したがって、コンピュータキーボードの消毒には30vol%程度のアルコールを含有するアルコール・界面活性剤含浸ワイプ等が適している。
図1には大学病院の外来棟における環境のMRSA汚染率を示した(筆者データ)。
受話器や共用スリッパほどの頻度ではないものの、コンピュータキーボードもやはりMRSA汚染を受けていた。
