丸石製薬株式会社

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医療関係者向情報サイト 製品情報 注射用エフオーワイ®100

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    2022年3月包装資材変更後のバイアルです。初回開始ロットは142121です。

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    2022年3月包装資材変更後の個装箱です。初回開始ロットは142121です。

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    2022年3月包装資材変更前のバイアルです。

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    2022年3月包装資材変更前の個装箱です。

発売開始2018年12月
日本薬局方/規制区分劇薬処方箋医薬品
電子添文PDFが開きます
インタビューフォームPDFが開きます
くすりのしおり
  • 日本薬局方
  • 劇薬
  • 毒薬
  • 向精神薬
  • 習慣性医薬品
  • 処方箋医薬品
  • 後発品
  • 基礎的医薬品
  • 第2類医薬品(指定第2類医薬品の取扱いはありません)
  • 第3類医薬品

各種コード

容量
容量 100mgX10V
薬価基準収載医薬品コード 個別医薬品(YJ)コード レセプト電算処理コード
薬価基準収載医薬品コード 3999403D1221 個別医薬品(YJ)コード 3999403D1221 レセプト電算処理コード

銘柄別 620002589

統一名 000000000

HOT番号 JANコード 統一商品コード
HOT番号 1088977020102 JANコード 4987211355135 統一商品コード 211-355135
GS-1コード
調剤包装単位コード 販売包装単位コード 元梱包装単位コード
GS-1コード 調剤包装単位コード (01)04987211455118 販売包装単位コード (01)14987211355132 元梱包装単位コード (01)24987211355139

よくあるご質問FAQ

授乳婦への投与は?(母乳への移行、授乳再開期間)

電子添文1)では、「9.6授乳婦 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。」とされています。

乳汁中への移行性を調べたデータがないため、授乳婦さんが本剤を投与された際の乳児への影響は不明です。
ただし、本剤の半減期は約1分2)と短く、代謝物に活性はありません3)ので、有効成分が活性をもったまま乳汁中へ移行する可能性は低いと考えられます。

 

参考資料
1)電子添文:9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.6 妊婦
2) Nishijima J.et al.:Thromb. Res. 1983;31(2):279【FOY0830097】
3) インタビューフォーム:Ⅶ. 薬物動態に関する項目 6.代謝

生理食塩液で溶解できますか?

用法及び用量は以下の通りとなりますので、膵炎でご使用される場合は、生理食塩液での溶解は承認外となります。
汎発性血管内血液凝固症でご使用される場合、輸液の指定はございません。

なお、生理食塩液との配合変化試験を実施しております。
本剤のインタビューフォーム、または配合変化試験成績PDFが開きますをご参照ください。

 

6. 用法及び用量
1.膵炎には
通常1回1バイアル(ガベキサートメシル酸塩として100mg)を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液を用いて溶かし、全量500mLとするか、もしくはあらかじめ注射用水5mLを用いて溶かし、この溶液を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液500mLに混和して、8mL/分以下で点滴静注する。
(1)原則として、初期投与量は1日量1~3バイアル(溶解液500~1,500mL)とし、以後は症状の消退に応じ減量するが、症状によっては同日中にさらに1~3バイアル(溶解液500~1,500mL)を追加して、点滴静注することができる。
(2)症状に応じ適宜増減。
2.汎発性血管内血液凝固症には
通常成人1日量ガベキサートメシル酸塩として20~ 39mg/kgの範囲内で24時間かけて静脈内に持続投与 する。

 

参考資料
インタビューフォーム Ⅳ.製剤に関する項目 7.調製法及び溶解後の安定性
注射用エフオーワイ100・500 配合変化試験成績

中心静脈から投与する際、輸液量を減らしても良いですか?

本剤は高濃度で血管内壁を障害し、静脈炎や硬結、潰瘍・壊死を起こすことがあるので、末梢血管から投与する場合と同様、原則、本剤100mgあたり50mL以上の輸液(0.2%以下)で点滴静注してください。

また、どうしても高濃度で投与しなければならない場合でも1%以下を目安としてください。
詳しくは「注射用エフオーワイの安全性情報についてPDFが開きますもご参照ください。

 

参考資料
電子添文:7.用法及び用量に関する注意
注射用エフオーワイの安全性情報について(冊子)2019年4月

配合変化表はありますか?

ございます。こちらPDFが開きますからダウンロードしていただけます。

注射部位障害(静脈炎、潰瘍・壊死)の対処方法について教えてください。

本剤に特有の対処方法はありません。
現在のところ、血管外漏出時の対処については、冷却だけでなく、ステロイドの局所療法(軟膏、局所投与)を併用することが、症状の軽減に有効であると推定されます。

インタビューフォームや「注射用エフオーワイの安全性情報についてPDFが開きますもご参照ください。

 

参考資料
インタビューフォーム:Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用
注射用エフオーワイの安全性情報について(冊子) 2019年4月

(膵炎での使用)5%ブドウ糖液、リンゲル液以外の輸液でも溶解できますか?

用法及び用量は以下の通りとなりますので、膵炎でご使用される場合は、5%ブドウ糖液、リンゲル液以外での溶解は承認外となります。

生理食塩液、ソリタ-T3号輸液、ラクテック注、ポタコールR輸液などの輸液との配合変化試験を多数実施しています。

本剤のインタビューフォームまたは配合変化試験成績PDFが開きますをご参照ください。

なお、「アミノ酸輸液」、「アルカリ性の輸液」及び「添加物として亜硫酸塩を含有する輸液」と配合した場合、経時的に本剤の分解が進みますのでご注意ください。

 

6.用法及び用量
1.膵炎には
通常1回1バイアル(ガベキサートメシル酸塩として100mg)を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液を用いて溶かし、全量500mLとするか、もしくはあらかじめ注射用水5mLを用いて溶かし、この溶液を5%ブドウ糖注射液又はリンゲル液500mLに混和して、8mL/分以下で点滴静注する。
(1)原則として、初期投与量は1日量1~3バイアル(溶解液500~1,500mL)とし、以後は症状の消退に応じ減量するが、症状によっては同日中にさらに1~3バイアル(溶解液500~1,500mL)を追加して、点滴静注することができる。
(2)症状に応じ適宜増減。

 

参考資料
電子添文 6.用法及び用量
インタビューフォーム Ⅳ.製剤に関する項目 7.調製法及び溶解後の安定性
注射用エフオーワイ100・500 配合変化試験成績

注射部位障害の予防方法について教えてください。

注射部位障害(静脈炎、潰瘍・壊死)の副作用症例について分析したところ、以下の予防方法があります。

1.本剤を末梢血管から投与する場合、最終濃度(体内に入る際の濃度)を0.2%以下で使用する
(重症例の多くは本剤の投与濃度が0.2%を超えており、また報告件数も濃度に比例して増加する傾向がみられます)
中心静脈から投与する場合でも、可能な限り末梢血管からの投与と同様に低濃度で使用してください。
(本剤を中心静脈から投与して投与部位に血栓性静脈炎が発現した報告があります)

2.下肢から本剤を投与する場合は十分注意する
(上肢からの投与に比べて下肢からの投与で重症例が多くみられています)

3.手背や足背などの細い血管から本剤を投与する場合は十分注意する
(手背や足背からの投与で重症例が多くみられています)

4.本剤投与中は投与部位から血管に沿って観察を行い、薬液が血管外に漏出した場合には、投与部位を変更するか投与を中止し、適切な処置を行う
(薬液が血管外に漏出すると投与部位に潰瘍・壊死が起こりやすくなります)

参考資料
インタビューフォーム Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目 8.副作用
注射用エフオーワイの安全性情報について(冊子)2019年4月PDFが開きます

輸液フィルターは使用できますか? フィルターが目詰まりしたり吸着したりしませんか?

本剤100mgを生理食塩液500mLで溶解し、0.2μmの輸液フィルターで通過性を確認していますが、本剤による目詰まりや吸着は認められていません。

参考資料
注射用エフオーワイ100・500 配合変化試験成績PDFが開きます

輸液量を減らして使用できますか?

本剤を高濃度で使用すると投与部位の血管内壁を障害し、静脈炎(発赤、腫脹、疼痛など)や硬結、潰瘍・壊死を起こすことがあるので、100mgあたり50mL以上の輸液(0.2%以下)で点滴静注してください。

参考資料
電子添文:7.用法及び用量に関連する注意

輸液に溶解後、何時間後まで安定ですか?

本剤のインタビューフォームに溶解後の安定性に関するデータがございます。
詳細はインタビューフォームをご参照ください。

 

参考資料
インタビューフォーム:Ⅳ.製剤に関する項目 7.調製法及び溶解後の安定性

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