丸石製薬株式会社

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医療関係者向情報サイト 製品情報 注射用エラスポール100100mgX10V

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    包装資材変更後のバイアルです。初回開始ロットは122121です。

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    包装資材変更後の個装箱です。初回開始ロットは122121です。

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    包装資材変更前のバイアルです。

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    包装資材変更前の個装箱です。

発売開始2018年12月
日本薬局方/規制区分日本薬局方処方箋医薬品
電子添文PDFが開きます
インタビューフォームPDFが開きます
くすりのしおり
  • 日本薬局方
  • 劇薬
  • 毒薬
  • 向精神薬
  • 習慣性医薬品
  • 処方箋医薬品
  • 後発品
  • 基礎的医薬品
  • 第2類医薬品(指定第2類医薬品の取扱いはありません)
  • 第3類医薬品

各種コード

容量
容量 100mgX10V
薬価基準収載医薬品コード 個別医薬品(YJ)コード レセプト電算処理コード
薬価基準収載医薬品コード 3999422D1020 個別医薬品(YJ)コード 3999422D1020 レセプト電算処理コード

銘柄別 640462009

統一名 000000000

HOT番号 JANコード 統一商品コード
HOT番号 1146110020101 JANコード 4987211350116 統一商品コード 211-350116
GS-1コード
調剤包装単位コード 販売包装単位コード 元梱包装単位コード
GS-1コード 調剤包装単位コード (01)04987211450113 販売包装単位コード (01)14987211350113 元梱包装単位コード (01)24987211350110

よくあるご質問FAQ

血管外漏出時の対処法は?

本剤に特有の対処法はありません。注射剤が血管外漏出した際は、患部を冷やす(冷罨法)などの一般的な対処法と同様の処置をお願いします1)。

一般的な対処法の例2)
1.点滴を中止し、薬液を吸引する。(薬液が明らかに溜まっている場合)
2.漏出数時間後:患部の冷却
3.消炎鎮痛作用のある外用薬(湿布、軟膏等)、ステロイド外用薬の使用

 

参考資料
1)葛西英子:日本看護技術学会誌 2014;13(3):230-6.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/13/3/13_230/_pdf/-char/ja
2)診断と治療 1999;87(増刊号):289.

配合変化表はありますか?

ございます。こちらPDFが開きますからダウンロードしていただけます。

生理食塩液以外の輸液でも溶解できますか?

生理食塩液以外の輸液でも配合変化試験を実施していますので、詳細は本剤のインタビューフォーム1)、配合試験成績2)をご参照ください。
本剤1バイアル(100mg)を10mLで溶解可能であった輸液は、5%ブドウ糖液、キリット注5%、グリセオール注、KN1号輸液、ソルデム1輸液、ソルデム3A輸液、低分子デキストラン糖注、マルトス輸液10%などです。カルシウムを含む輸液では溶解できません。

(注)本剤の用法・用量は、「通常、本剤を生理食塩液に溶解した後、1日量(シベレスタットナトリウム水和物として4.8mg/kg)を250~500mLの輸液で希釈し、24時間(1時間当たり0.2mg/kg)かけて静脈内に持続投与する。投与期間は14日以内とする。」です。

参考資料
1)インタビューフォーム:Ⅳ.製剤に関する項目 7.他剤との配合変化(物理化学的変化)
2)注射用エラスポール100 配合試験成績

透析患者への投与における注意点は?

投与量を調節する必要はないと考えられます。本剤は肝臓で代謝され、主に尿中に排泄されますが、代謝物には活性がほとんどありません。また、透析による除去率については、持続的血液濾過透析(CHDF)施行時と非施行時の血漿中薬物濃度を測定した結果、ほとんど差がありませんでした。1)血漿蛋白結合率は95%以上と高値であることからも透析膜は通過しにくいと考えられます。

参考資料
平澤博之、他:臨床医薬1998;14(2) :349-61.【ELA0980042】

人工呼吸器管理下でないと使用できないのですか?

本剤を使用する際、人工呼吸器の装着は必須です。1)

参考資料
1)添付文書:【効能・効果に関連する使用上の注意】

小児への投与は?小児用量は?

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児(15歳未満)での安全性は確立していません。(使用経験がない)

参考資料
添付文書:【使用上の注意】5.小児等への投与

用法・用量に「投与期間は14日以内とする。」と記載があるが、その理由は?

承認時の臨床試験(第3相以降)を14日間投与で実施し、14日以内での有効性および安全性を確認しているためです。
ただし、本剤投与5日後の改善度が低い場合には、その後の改善度(14日後)も低いことが示されていますので、症状に応じてより短期間で投与を終了することも考慮していただきますようお願いします。添付文書では〈用法・用量に関連する使用上の注意〉において、本剤の投与は肺障害発症後72時間以内に開始することが望ましい。と記載されております。1)

参考資料
1)添付文書:【用法・用量】〈用法・用量に関連する使用上の注意〉

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