注射用エラスポール100100mgX10V
医療関係者向情報サイト 製品情報 注射用エラスポール100100mgX10V
各種コード
容量 | |
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容量 | 100mgX10V |
薬価基準収載医薬品コード | 個別医薬品(YJ)コード | レセプト電算処理コード | |||
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薬価基準収載医薬品コード | 3999422D1020 | 個別医薬品(YJ)コード | 3999422D1020 | レセプト電算処理コード |
銘柄別 640462009 統一名 000000000 |
HOT番号 | JANコード | 統一商品コード | |||
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HOT番号 | 1146110020101 | JANコード | 4987211350116 | 統一商品コード | 211-350116 |
GS-1コード | ||||||
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調剤包装単位コード | 販売包装単位コード | 元梱包装単位コード | ||||
GS-1コード | 調剤包装単位コード | (01)04987211450113 | 販売包装単位コード | (01)14987211350113 | 元梱包装単位コード | (01)24987211350110 |
お知らせ文書NEWS
よくあるご質問FAQ
血管外漏出時の対処法は?
本剤に特有の対処法はありません。注射剤が血管外漏出した際は、患部を冷やす(冷罨法)などの一般的な対処法と同様の処置をお願いします1)。
一般的な対処法の例2)
1.点滴を中止し、薬液を吸引する。(薬液が明らかに溜まっている場合)
2.漏出数時間後:患部の冷却
3.消炎鎮痛作用のある外用薬(湿布、軟膏等)、ステロイド外用薬の使用
参考資料
1)葛西英子:日本看護技術学会誌 2014;13(3):230-6.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/13/3/13_230/_pdf/-char/ja
2)診断と治療 1999;87(増刊号):289.
配合変化表はありますか?
ございます。こちらからダウンロードしていただけます。
生理食塩液以外の輸液でも溶解できますか?
生理食塩液以外の輸液でも配合変化試験を実施していますので、詳細は本剤のインタビューフォーム1)、配合試験成績2)をご参照ください。
本剤1バイアル(100mg)を10mLで溶解可能であった輸液は、5%ブドウ糖液、キリット注5%、グリセオール注、KN1号輸液、ソルデム1輸液、ソルデム3A輸液、低分子デキストラン糖注、マルトス輸液10%などです。カルシウムを含む輸液では溶解できません。
(注)本剤の用法・用量は、「通常、本剤を生理食塩液に溶解した後、1日量(シベレスタットナトリウム水和物として4.8mg/kg)を250~500mLの輸液で希釈し、24時間(1時間当たり0.2mg/kg)かけて静脈内に持続投与する。投与期間は14日以内とする。」です。
参考資料
1)インタビューフォーム:Ⅳ.製剤に関する項目 7.他剤との配合変化(物理化学的変化)
2)注射用エラスポール100 配合試験成績
透析患者への投与における注意点は?
投与量を調節する必要はないと考えられます。本剤は肝臓で代謝され、主に尿中に排泄されますが、代謝物には活性がほとんどありません。また、透析による除去率については、持続的血液濾過透析(CHDF)施行時と非施行時の血漿中薬物濃度を測定した結果、ほとんど差がありませんでした。1)血漿蛋白結合率は95%以上と高値であることからも透析膜は通過しにくいと考えられます。
参考資料
平澤博之、他:臨床医薬1998;14(2) :349-61.【ELA0980042】
人工呼吸器管理下でないと使用できないのですか?
本剤を使用する際、人工呼吸器の装着は必須です。1)
参考資料
1)添付文書:【効能・効果に関連する使用上の注意】
小児への投与は?小児用量は?
低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児(15歳未満)での安全性は確立していません。(使用経験がない)
参考資料
添付文書:【使用上の注意】5.小児等への投与
用法・用量に「投与期間は14日以内とする。」と記載があるが、その理由は?
承認時の臨床試験(第3相以降)を14日間投与で実施し、14日以内での有効性および安全性を確認しているためです。
ただし、本剤投与5日後の改善度が低い場合には、その後の改善度(14日後)も低いことが示されていますので、症状に応じてより短期間で投与を終了することも考慮していただきますようお願いします。添付文書では〈用法・用量に関連する使用上の注意〉において、本剤の投与は肺障害発症後72時間以内に開始することが望ましい。と記載されております。1)
参考資料
1)添付文書:【用法・用量】〈用法・用量に関連する使用上の注意〉
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2016年07月18日