注射用エラスポール®100 100mgX10V
基本情報
発売開始 | 2018年12月 |
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日本薬局方/ 規制区分 |
日処 |
- 日本薬局方
- 劇薬
- 毒薬
- 向精神薬
- 習慣性医薬品
- 処方箋医薬品
- 後発品
- 基礎的医薬品
- 第2類医薬品(指定第2類医薬品の取扱いはありません)
- 第3類医薬品
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※くすりのしおりはダウンロードされません。
各種コード
容量: 100mgX10V
薬価基準収載医薬品コード | 3999422D1020 | |
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個別医薬品(YJ)コード | 3999422D1020 | |
レセプト電算処理コード |
銘柄別 640462009 統一名 000000000 |
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HOT番号 | 1146110020101 | |
JANコード | 4987211350116 | |
統一商品コード | 211-350116 |
GS-1コード | 調剤包装単位コード | (01)04987211450113 |
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販売包装単位コード | (01)14987211350113 | |
元梱包装単位コード | (01)24987211350110 |
本製品に関するお知らせ
- すべて
- 包装変更・その他
本製品に関するよくあるご質問
- 輸液フィルターの通過性に関するデータはありますか?
本剤300mgを生理食塩液500mLで溶解し、室温・室内光下に輸液セット(フィルター孔径:0.2μm)で滴下し、通過液の外観観察及び定量を行ったフィルター通過性試験を行っています。1)
その結果、通過性に問題はありませんでした。参考資料
1)インタビューフォーム:Ⅳ.製剤に関する項目 8.他剤との配合変化(物理化学的変化)(2024年4月改訂(第3版))
- 血管外漏出時の対処法は?
本剤に特有の対処法はありません。注射剤が血管外漏出した際は、患部を冷やす(冷罨法)などの一般的な対処法と同様の処置をお願いします1)。
一般的な対処法の例2)
1.点滴を中止し、薬液を吸引する。(薬液が明らかに溜まっている場合)
2.漏出数時間後:患部の冷却
3.消炎鎮痛作用のある外用薬(湿布、軟膏等)、ステロイド外用薬の使用参考資料
1)葛西英子:日本看護技術学会誌 2014;13(3):230-6.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/13/3/13_230/_pdf/-char/ja
2)診断と治療 1999;87(増刊号):289.
- 配合変化表はありますか?
ございます。こちら
からダウンロードしていただけます。
- 透析患者への投与における注意点は?
投与量を調節する必要はないと考えられます。本剤は肝臓で代謝され、主に尿中に排泄されますが、代謝物には活性がほとんどありません。また、透析による除去率については、持続的血液濾過透析(CHDF)施行時と非施行時の血漿中薬物濃度を測定した結果、ほとんど差がありませんでした。1) 血漿蛋白結合率は95%以上と高値であることからも透析膜は通過しにくいと考えられます。
参考資料
1)平澤博之、他:臨床医薬1998;14(2) :349-61.【ELA0980042】
- 人工呼吸器管理下でないと使用できないのですか?
本剤を使用する際、人工呼吸器の装着は必須です。1)
参考資料
1)電子添文:5.効能又は効果に関連する注意
- 小児への投与は?小児用量は?
小児等を対象とした臨床試験は実施しておりません。
そのため、小児用量の設定はございません。参考資料
電子添文:9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.7小児
- 電子添文6.用法及び用量に「投与期間は14日以内とする。」とされていますが、その理由は?
承認時の臨床試験(第3相以降)を14日間投与で実施し、14日以内での有効性および安全性を確認しているためです。
ただし、本剤投与5日後の改善度が低い場合には、その後の改善度(14日後)も低いことが示されていますので、症状に応じてより短期間で投与を終了することも考慮していただきますようお願いします。1)
また、本剤の投与は肺障害発症後72時間以内に開始することが望ましいです。1)参考資料
1)電子添文:6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意
- 生理食塩液以外の輸液でも溶解できますか?
用法及び用量は以下のとおりです。そのため、生理食塩液以外の輸液での溶解は承認外となります。
また調製時には、電子添文14. 適用上の注意 14.1 薬剤調製時の注意 をご確認ください。6. 用法及び用量
通常、本剤を生理食塩液に溶解した後、1日量(シベレスタットナトリウム水和物として4.8mg/kg)を250~500mLの輸液で希釈し、24時間(1時間当たり0.2mg/kg)かけて静脈内に持続投与する。投与期間は14日以内とする。14. 適用上の注意
14.1 薬剤調製時の注意
14.1.1 カルシウムを含む輸液を用いるときは、本剤の濃度を 1mg/mL以下として使用すること。(本剤の濃度が2mg/mL以上では沈殿が生じることがある。)
14.1.2 輸液で希釈することによりpHが6.0以下となる場合には、沈殿が生じることがあるので注意すること。
14.1.3 アミノ酸輸液を用いると分解が生じることがあるので、 アミノ酸輸液との混注は避けること。なお、生理食塩液以外の輸液でも配合変化試験を実施しています。
詳細は本剤のインタビューフォーム1)、配合試験成績2)をご参照ください。
参考資料
電子添文:6. 用法及び用量、14.適用上の注意
1)インタビューフォーム:Ⅳ.製剤に関する項目 7.調製法及び溶解後の安定性、8.他剤との配合変化(物理化学的変化)
2)注射用エラスポール100 配合試験成績
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注射用エラスポール®100 配合試験成績
(2016年07月18日)
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