開発 / 2016年入社
岸本 祐典Kishimoto Yusuke
(2019年度時点)
Question01
現在の業務は?
CRA(臨床開発モニター)として業務にあたっています。自ら病院に行き、医師やCRC(治験コーディネーター)の方々とディスカッションやデータのやり取りをして、治験データの質を確保することに努めています。
Question02
どういったところに仕事のやりがいを感じますか?
病院スタッフの方と協力しながら、うまく治験を進めていくところです。また、開発段階の新薬に関して、先生方から現場の使用感などを伺えることは、CRAのやりがいであると思います。治験は、これまで数多くの試験を経てきたものを、医療現場へ届けていく直前の段階を担うもの。当然ながら責任が大きい仕事ですが、それだけに社会に貢献できている実感が得られます。
Question03
仕事をしていて大変だなぁと思うところは?
医療機関で治験が始まると、土日を問わず進んでいきます。とくに丸石製薬は周術期医療の治験が多く、医療機関からCRAのもとにいつ問い合わせや連絡がくるかわかりません。実際、休暇中に電話を受けたことも何度かあり、大変だなぁと思いますが、その分、仕事に打ち込んでいる感覚があり、充実感を覚えます。また、基本的にドクターと面談をする機会が多いため、きちんとディスカッションするための医学的な基礎知識を身につけることが重要です。学生時代、生化学を専攻していた私にとってはこれもまた大変ですが、必要なスキルとして日々勉強しながら業務にあたっています。
Question04
入社して一番印象的だった出来事は?
医師や患者に内容を知らせないで行う二重盲検の治験を配属されて初めて担当した際、そのキーオープンに立ち会ったことが一番印象に残っています。CRAとして、施設の立ち上げから症例の組み入れ、データの回収と、約2年間の多忙な日々を過ごした末に迎えた日です。固定されたデータの結果が表れていく様子は、学生時代に経験した、実験で得られた大事なサンプルのデータを見ているときのような、言葉では言い表せない高揚感がありました。
Question05
今後のキャリアプランは?
その時々における治験を迅速に、正確に進めることで、効果的な医薬品を医療現場に届けるのはもちろんのこと、私個人としては多種多様な考え方ができる、幅広い視野を持った人材になりたいと考えています。
Question06
丸石製薬を通した自身のスキルアップは?
4年目に入った現在は、ある治験のプロジェクトリーダーを担当。治験実施計画の策定段階から、当該疾患領域の権威のドクターとの面談や、PMDAとの交渉に携わるという貴重な経験を重ねています。CRAには、医学・薬学知識、コミュニケーション能力、プレゼンテーションスキル、PCスキル、スケジュール管理能力など、さまざまな技能が必要とされますが、試験全体の進捗マネジメントという経験を通じて、自身のさらなるスキルアップにつなげたいと考えています。
Question07
丸石製薬の「和」の魅力は?
丸石には、テニス部、囲碁部、釣り部といった部活があり、ベテランの方々から新入社員まで一緒になって交流できる機会があります。実際、テニス部を通じて業務上関わりの少ない方々とも交流できており、いざ業務などでお世話になる際、よりスムーズに話が進んだり、助け合ったりできていると思います。もちろん、これまで関わりのない方も親身になって相談に乗ってくださり、「和」の魅力にあふれた会社だと感じています。
休日の過ごし方Holiday
身体を動かすことが好きなので、会社のテニス部の練習に参加したり、有志でマラソンに参加したり、富士山や屋久島などへ山登りに行ったりしています。