このウェブサイトは、日本国内の医療関係者(医師、薬剤師、看護師など)を対象に、
医療用医薬品などを適正にご使用いただくための情報を提供しています。
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従来の多くの手指消毒剤は、約80vol%の高濃度のアルコールを含む製剤であり、消防法上危険物に分類されるため、主に医療機関における貯蔵には大きな制約となっていました。ウエルパス®フォームは、このような貯蔵上の懸念を改善すべく、ベンザルコニウム塩化物(0.2w/v%)を主成分とし、添加物として低濃度(約64vol%;約56w/w%)のエタノール(溶剤)を含む手指消毒剤として開発しました。
泡が目に見えるので、消毒範囲が確認しやすい。
増粘剤が入っていないので、ポンプが詰まりません。また、手に擦り込んでもヨレ*が出ません。
*ヨレ:増粘剤入りの消毒剤や化粧品を手に擦り込んだ際に出る糊状の剥離物です。
添加物として、グリチルリチン酸ニカリウム、プロピレングリコール、グリセリンなどを含有しています。
ウエルパス®フォーム(1プッシュ)は、日本環境感染学会の「生体消毒薬の有効性評価指針:手指衛生2023*」において、衛生学的手指衛生用擦式消毒薬の評価方法として提示されているASTM E2755-15に準拠し、1プッシュのウエルパス®フォームを用いた試験を実施して薬効の判定基準をクリアしました。
*日本環境感染学会 生体消毒薬の有効性評価指針:手指衛生2023 第2版, 環境感染誌 2024 ; 39(Supplement), S1-S10
皮膚の発疹・発赤、かゆみがあらわれた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
日本環境感染学会が定める「生体消毒薬の有効性評価指針:手指衛生2023」1)で、医療従事者の手指衛生に適用される薬剤の薬効評価法の一つとして挙げられている、「ASTM E2755-15 成人の手指を用いた衛生(学)的手指衛生用擦式手指消毒薬による細菌除去効果試験(以下、ASTM E2755)」に準拠して、ウエルパス®フォームの手指消毒薬としての薬効を評価しました。
1) 日本環境感染学会 生体消毒薬の有効性評価指針:手指衛生2023 第2版, 環境感染誌 2024 ; 39(Supplement), S1-S10
社内資料:ASTM E2755-15に準拠したウエルパス®フォームの有効性評価
ポンプをゆっくり下まで1回押します。
指先(爪の部分にも)を液に浸します。
次に手掌によく塗り広げます。
手背によく塗り広げます。
指の間を交差させます。
親指に塗り伸ばします。乾燥後はこすらないようにします。
ウエルパス®フォームが一段と使いやすくなるツールを多数ご用意しています。