近年、スマートフォンやタブレットなどのパーソナルデバイスが広く普及し、医療現場の様々な場所でも使用されるようになってきています。
これにより、医療関連感染はもちろんのこと、医療現場から家庭への感染リスクの持ち出しが危惧されています。
そして、既存の環境清拭用ワイプは、対象となる微生物や材質によって使い分けが必要な場合もあり、医療現場の業務が煩雑になりがちとも言われています。
これらの課題を解決するべく、様々な材質に使える素材適合性と、公的な試験をクリアする除菌力を兼ね備えた製剤として1981年にマイクロジッドブランド（Schülke & Mayr社）が誕生し、多くのヘルスケア施設の感染制御に貢献しています。
日本でも、患者や家族、医療従事者やその家族を感染リスクから守りたい。
そんな願いから、マイクロジッド®プレミアムワイプは誕生しました。
アルコールを含有していますが、界面活性剤を含む独自の処方により、アルコールが不適とされるアクリルや、合皮の表面層に使用されているポリ塩化ビニルにも使用可能です。医療施設や介護施設の機器や設備に幅広くお使いいただけます。
試験片を35℃で24時間、また40℃で14日間浸漬する過酷試験を行い、重量計測、外観評価。通常の接触時間を考慮した結果、適合には○、不適合には×をつけております。
清拭対象の材質が不明な場合は、目立たない部分で試してから使用してください。
PC等、精密機器に使用する際は、その機器の取扱説明書等で清拭方法をご確認の上、ご使用ください。
下図のように0.5㎡の事務机を3面用意し、拭き始めと拭き終わりに微生物を塗布した25㎠の試験区画を設置しました。合計で1.5㎡清拭した後、試験区画から微生物を採取し、拭き取り面積による除菌率の推移を調べました。
アルコール含有ですが、乾燥した血液も拭き取れます。
羊血液をスライドグラスに塗布し、24時間乾燥、マイクロジッド®プレミアムワイプを2枚重ねにし、45kg/㎡の加重下で10cm移動させ、これを20回繰り返した。
拭き取り操作前後を比較する為、スライドグラスの半分をラップにてマスキングし、拭き取り操作を行なった。
（日本エア・リキード合同会社社内資料）
厚手で目地が細かい特殊なクロスに、独自処方の薬液を含ませた結果、欧州規格（European Norm）のEN16615：2015（4フィールドテスト）をクリアしています。
目地が細かく、毛羽が出にくい特殊なクロスを使用。200mm×200mmと大判で厚みがあり、液を400%含浸します。
軽い力で拭き取ることができ、清掃の個人差が生じにくくなります。
50cm×50cmの範囲に蛍光塗料を15mL塗布し、二つ折りにした製品で1回拭き取り
内蓋のシール開封後、1ヵ月間、成分と重量の変化がSchulke社社内基準内であることを確認しています。
マイクロジッド®プレミアムワイプ
環境表面の洗浄および除菌
エタノール12.6w/w%、イソプロパノール17.4w/w%、界面活性剤、有機酸ほか
200×200(mm) 枚数:120枚
24カ月
を参照してください。
0120-014-561