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麻酔とは
目次
監修:関西医科大学麻酔科学講座 主任教授 上林 卓彦 先生(2020年8月作成)
麻酔とは
麻酔とは、痛み刺激を与えても痛みを感じなくすることです。
完全に意識をなくし、全身のどこに痛み刺激を与えても感じなくなるのが全身麻酔です。
身体の一部のみが痛み刺激を感じなくなるのが局所麻酔です。
手術や患者さんの状況に応じて、
担当の麻酔科医が、最も安全と考えられる麻酔方法を決定します。
麻酔の安全性について
麻酔には、強い作用をもつ薬を用いることや、全身状態に影響を与える処置を行うことがあります。そのため、どのような麻酔でも100%安全と断言できません。
しかし、2018年の調査で麻酔が単独の原因で手術中に死亡したのは、25万例に1例でした。
麻酔そのものは比較的安全な医療行為であるとされています。
麻酔の危険性についてより詳しく知りたい場合には、
担当する麻酔科医に遠慮なくお尋ねください。