このウェブサイトは、国内の医療関係者(医師、薬剤師、看護師等)を対象に、医療用医薬品等を適正にご使用いただくための情報を提供しています。
一般の方および国外の医療関係者に対する情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

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あなたは医療関係者ですか?

ウエルパス®フォームは
低アルコール濃度の泡の手指消毒剤として開発しました。

従来の多くの手指消毒剤は、約80vol%の高濃度のアルコールを含む製剤であり、消防法上危険物に分類されるため、主に医療機関における貯蔵には大きな制約となっていました。ウエルパス®フォームは、このような貯蔵上の懸念を改善すべく、ベンザルコニウム塩化物(0.2w/v%)を主成分とし、添加物として低濃度(約64vol%;約56w/w%)のエタノール(溶剤)を含む手指消毒剤として開発しました。

  • 消防法上の危険物に分類されない低濃度エタノール約64vol%(約56w/w%)*
    *添加物として含有
  • 医療機関での備蓄を可能に

  • 見える

    泡が目に見えるので、消毒範囲が確認しやすい。

  • 詰まらない ヨレない

    増粘剤が入っていないので、ポンプが詰まりません。また、手に擦り込んでもヨレが出ません。
    *ヨレ:増粘剤入りの消毒剤や化粧品を手に擦り込んだ際に出る糊状の剥離物です。

添加物として、グリチルリチン酸ニカリウム、プロピレングリコール、グリセリンなどを含有しています。

殺菌効力

欧州標準化委員会(CEN)が定める欧州規格EN1500: 2013を参照し、大腸菌で汚染させた手指に対して、ウエルパス®フォーム 1プッシュを用いた殺菌効力を評価しました。その結果、日局消毒用エタノール1.5mLと対数減少値に有意差は認められませんでした(Student t検定、有意水準0.05)。

副作用

皮膚の発疹・発赤、かゆみがあらわれた場合は、直ちに使用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

殺菌効力試験[EN1500を参照]

試験方法
被験者(9名)の手指に大腸菌を塗布し乾燥させた後、ウエルパス®フォーム 1プッシュを塗り広げて消毒しました。対照として日局消毒用エタノール1.5mLを用いて同様に消毒しました。
結果
消毒前後の対数減少値はウエルパス®フォームでは3.88±0.93、日局消毒用エタノールでは4.43±0.85(それぞれ平均値±標準偏差)であり、両群間に有意な差は認められませんでした(Student t 検定、有意水準0.05)。

殺菌効力・ウイルス不活化試験 (in vitro)

新型コロナウイルスに対する
不活化試験リーフレット

ウエルパス®フォーム 手指消毒の手順

  • ポンプをゆっくり下まで1回押します。

  • 指先(爪の部分にも)を液に浸します。

  • 次に手掌によく塗り広げます。

  • 手背によく塗り広げます。

  • 指の間を交差させます。

  • 親指に塗り伸ばします。乾燥後はこすらないようにします。

ツールのご紹介

ウエルパス®フォームが一段と使いやすくなるツールを多数ご用意しています。

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