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よくある質問(Q&A)

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Q 消毒剤を開封し分割使用する場合の使用期限はありますか?
A

開封後の消毒剤の品質に影響を及ぼす要素は二つあり、一つは濃度低下、もう一つは微生物汚染です。
消毒剤を開封し、その後すぐ蓋を閉めるような条件では、元容器内の消毒剤は濃度低下を起こすことはほとんどありません。
消毒用エタノール等の高濃度アルコール系消毒剤、次亜塩素酸ナトリウムやグルタラール等の中水準以上の消毒剤は、通常微生物汚染を受けることは無いと考えられていますが、低水準消毒剤は、薬液を扱う際に微生物が混入すると、微生物が薬液中で繁殖することがあります。
しかし、消毒剤がどれくらいで微生物汚染を受けるか、つまり開封後どの程度の期間使用できるかについては表1のような問題があり、明確に定めることはできません。したがって、消毒剤メーカーとして開封後の使用期限を画一的に設定することは極めて困難であり、できるだけ早く使い切っていただきますようお願いします。

表1 開封した消毒剤がどの程度の期間で微生物汚染を受けるか推定できない要因

・開封した消毒剤の使用目的が異なる

・消毒剤に抵抗性のある微生物が混入するかどうか不明

・混入する微生物の量が不明

・保存条件(主に保存温度)が不明

・どの程度汚染されると使用できないか、明確に定められていない


消毒剤を汚染する微生物としては緑膿菌やセラチア、セパシア等の湿潤環境で繁殖しやすいグラム陰性桿菌が知られています。
汚染された手で触れる、バイオフィルム等の細菌の集合体が混入する条件では、短期間に薬液が汚染を受けることも考えられます。なお、上述した内容は微生物混入の少ない、製品容器に残った消毒剤について考えられることであり、汚染された水で希釈したり、器具や脱脂綿を漬け込むような強い汚染を受ける可能性がある場合は該当しません。また、小分けした消毒剤に患者様が何度も指や脱脂綿を漬けるような場合も微生物汚染を受けやすいものと考えます。
但し、キャップを開閉しただけでは微生物汚染を受けにくく、表2のように清潔に取り扱うことにより、かなり長期間汚染を受けないまま使用できると考えられます。

表2 開封した消毒剤を清潔に取り扱い、微生物汚染を遅らせる手技

・手袋を着用し、薬液を操作する

・速乾性擦式手指消毒剤等で手指消毒を行う

・ボトル口部に触れない

・乾燥した、清潔な(微生物数の少ない)環境で取り扱う

・冷所(冷蔵庫等)に保管する

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